Cubaseで打ち込みをしていると、ノートを結合したい場面が出てきます。
そんな時のために、今回はノートの結合方法の解説です。
結合できる条件
- 結合するノート同士のピッチ(音程)が同じであること
結合方法
エディター画面です。
この場合、54小節を境目にノートが分割されています。
まず、ツールバーの「のり」マークをクリック。
次に、結合する前後のノートの手前をクリック。
この時、のりマークがマウスポインタとして現れますが、マークの左上の先端部分がノート上にあるときにクリックしましょう。
これで結合できます。
尚、ベロシティ(音の強弱)情報は手前のノートのものが残ります。
ノートの結合が必要なのはどんなとき?
例えばMIDIキーボードを用いて2小節ごとにリアルタイムレコーディングをする場合。
最初の2小節と次の2小節が同じフレーズの繰り返しだとしたら、最初の2小節をそのまま後ろにコピペしますよね。
ところが、曲によっては2小節目の終わりの音がそのまま3小節目の頭に続くことがあります。
コピペした場合、当然ノートは分割されるため、この操作が必要です。
結合していない時・した時の音の聴こえ方の違い
結合していないと、音がブツッと切れたように聴こえます。
例として、美空ひばりの「川の流れのように」で考えてみましょう。
最後の「にぃ~」の部分を分割したのと結合したのでは、このような聴こえ方の違いがあります。
この場合、前者は明らかに違和感がありますよね。
こういう時はノートを結合してやりましょう。
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