7月15日(水)に行われた無観客配信ライブLIVE (in the) HOUSEがとても良かったので、ここで振り返っていきます。
特に印象に残った部分を思いのままに書いているので、説明は多少雑ですがご了承ください。
バンド、自身共に初の配信ライブということで、視聴者側としてもすごくドキドキしながら待機。
お酒を飲みながら楽しんでましたが、家でまったり見るのも悪くないなと思いました。
セットリストはこちら
- mix juiceのいうとおり
- オトノバ中間試験
- 桜のあと(all quartets lead to the?)
- きみのもとへ
- 君の瞳に恋してない
- オリオンをなぞる
- I wanna believe、夜を行く
- スカースデイル
- 静謐甘美秋暮抒情
- mouth to mouse(sent you)
- ドラムソロ〜セッション
- Phantom Joke
- to the CIDER ROAD
- 場違いハミングバード
- シュガーソングとビターステップ
- 箱庭ロック・ショー
- フルカラープログラム
- 弥生町ロンリープラネット
- 春が来てぼくら
ちなみに今回のセットリストは聴きたい曲を誰でもリクエストでき、その集計結果に基づいて組まれたものです。
ランキング結果はこちらの公式サイトから見れます。
ライブで聴きたい曲、結果発表! | Online Live | UNISON SQUARE GARDEN 2020
mix juiceのいうとおり
1曲目はひっそり始まるイメージだったので、目玉曲が最初にきたのは予想外でした。
原曲とは異なるサビ始まりの構成でスタート。
やはり彼らのライブは曲の繋ぎやアレンジが魅力的で、こちらもハッとさせられます。
2番Aメロの頭で貴雄(Dr.&Cho.)が叩いたシンバルを左手でとめる(チョーク)のですが、その後の左手の動きがツボでした(笑)
こういうカッコよさの隙に見せるかわいさがたまりません。和みます。
オリオンをなぞる
こちらもイントロアレンジ。
ユニゾンのファンやこの曲を聴きこんだ人なら誰しもがイントロドンできたのではないでしょうか。
またドラムの話ですが、毎回2番Aメロで荒ぶるアレンジを入れる貴雄が好きです。
スカースデイル
普段のライブでやる事が少ないので、ランキングに入ったときはかなり喜びました。
斎藤さん(Gt.&Vo.)のアルペジオから始まり、弾き語り形式で1番が進みます。
弾き語りだからか、いつも以上に歌のうまさが際立ってましたね。
しっとりした1番の雰囲気に変わって、2番からリズム隊の二人も参加します。
そして徐々に熱が入ってきたところでのギターソロ!
マジで昇天するかと思いました(笑)
mouth to mouse (sent you)
私自身は初めてライブで見た曲。
昨年のU-sideツアー(ファンクラブ会員限定ライブ)にて、例のコーナーのラインナップに入ってましたね。そこで見れた人にとっては2回目かな?
このあたりから、3人が特に楽しそうにやっていた気がします。
ドラムソロ〜セッション
「オンドラムス!タカオスズキ!」から始まるドラムソロ。
演奏レベルの高さはもちろん、普通叩かない場所を叩いてフレーズに組み込むなど、ドラムの枠を超えたパフォーマンスが魅力的です。
ふいにタカオスズキの後ろに現れるお姉さん。
ん?なんか手に持ってるな…と思ったら、カメラを貴雄の頭に付け始めました(頭に付けるの難しそうでヒヤヒヤした 笑)
そこから画面がカメラ(貴雄)視点に切り替わります。
いや揺れる揺れる(笑)
あれだけ手数が多いと目も忙しいと思いきや、そんなに目で追ってませんでしたね。
過去に目隠しでドラムソロ叩いたぐらいなので納得っちゃ納得ですが(笑)
Phantom Joke
先ほどのドラムソロからバキバキのベースソロ→ギターとセッションが始まり、この曲につながります。
何気にフルバージョンをライブで見るのは始めて。
まだ生で聴いたことがないので、気がねなくライブできる日がくることを心から願っています。
場違いハミングバード
ライブで披露するたびにどんどんテンポが上がっていることで話題の曲。
ユニゾンはいい意味で「ライブ定番曲」が決まっていませんし、そこが好きなのですが、強いて言うならこの曲はそうです。
to the CIDER ROADが終わってすぐカメラが貴雄の顔をとらえ、目がぐわっと開きます。
ここほんとに何がくるのかワクワクしたポイント。
いつも通り「ワンツースリーフォー!!!」のカウントからスタートします。
そしてその後に何かよくわからないことを叫んでました。このあたりは後々じっくり聴きなおすとしましょう(笑)
初めてユニゾンを見たときには田淵(Ba.&Cho.)の荒ぶるパフォーマンスが印象に残りますが、貴雄も密かに荒ぶってますよね。急に発狂したりだとか(笑)
箱庭ロック・ショー
このライブで一番皆さんにインパクトを与えたのはここじゃないでしょうか。
シュガーソングとビターステップが終わり、斎藤さんが素早くカポをセット。
原曲よりもだいぶ速いテンポで曲が始まります。
2番Bメロが終わる直前、田淵が斎藤さんに徐々に近づいてきてお互い見合います。ここから怒涛のギターソロ。
それを後ろから見守る貴雄も負けじとアレンジを入れてきます。
こういうときドラマーは自分から近づけないからちょっと寂しいんですよね。
さらにアウトロでは3人で見合って、圧巻の演奏をかまします。
ここまで私たちは終始ノーカット映像を見せられていました。
ふんだんに盛り込まれた3ピースバンドのよさを後押ししたのが、このノーカットだと思います。MVとして映像作品に残ってもおかしくないくらい感動しました。
マスターボリュームのMVもノーカット映像でしたよね。
フルカラープログラム
そしてそして、ユニゾンと言えばこの曲は外せません。
箱庭ロックショーでの熱が冷めないままイントロに突入。
ラストのサビに入る前に「そーーーうだぁ~~~~~~~~」とためる斎藤さん。
サビの1コーラス目をアカペラで歌い、「完全無欠のロックンロールを」の言葉を皮切りに再び3人の演奏に戻ります。
この後に映ったNHKホールのバックが染みました。
それまでの現地でライブを見ているような感覚から一気に現実に戻り、誰もいない観客席と曲が相まってどこか物悲しさを感じるほど。
以前まで当たり前のように見に行っていたライブも、とても幸せな時間だったことをしみじみ噛みしめます。
プチMC
「今までライブをやってて、こんなに高い声だけ出ない日はなかった」と斎藤さんのMCが入ります。
「だけど今日のライブはよかった。次のライブではもっともっとカッコいいUNISON SQUARE GARDENをお見せします」との声を聞いてこちらも一安心。
このMCに対してすかさず貴雄が
「声出てたよ。大事なのは声の高さじゃなくない?」と、
「ほら、俺で言ったら
(手数の多いドラムを叩いて)
手数の多さじゃなくて、大事なのは
(スネアをパァンと1発叩いて)
これじゃん?」
この言葉がどれだけ斎藤さんの支えになったか、想像することしかできませんがかなりのものだったはず。
メンバー同士の信頼の厚さが垣間見えたシーンでした。
「本編はここで終わりで、ここからはおまけです」
と話す斎藤さん。ここで大事なお知らせがあると告げます。
8thアルバム「Patrick Vegee」が2020年9月30日に発売決定!
いや~待ってました!
そして、この後そのアルバムの中から1曲披露されます。
弥生町ロンリープラネット
初披露の新曲です。
バラード(と言っていいのかな?)で、後ろのでっかいスクリーンには「弥生町ロンリープラネット」の文字が。
こういう演出があるのは新鮮でしたね。
曲に関してはアルバムが出てからじっくり聴きこみたいと思います。
最後は「春が来る」という歌詞で終わります。まさかこれが次の曲につながるとは・・・。
春が来てぼくら
「弥生町ロンリープラネット」から間髪いれず、イントロが流れます。
「春が来る」という歌詞とつながっていたこともあり、おぉ~そうきたか~的なリアクションをとってました。
この曲も「Partick Vegee」に収録されるため、おそらく「弥生町ロンリープラネット」⇒「春が来てぼくら」って曲順になるんでしょう。
シングルで発売したのが2018年3月。7thアルバム「MODE MOOD MODE」のツアーで既に披露してたぐらいなので、ようやくアルバムに入るのかとうい感じです。
ほんとに良いライブだった
序盤は映像は途切れるわ、斎藤さんは苦しそうだったりでヒヤヒヤしてましたが、ライブが進むにつれて3人が楽しそうになっていくのがよかった。
初の配信ライブってことで勝手の悪いこともあっただろうけど、こんなに楽しい時間を与えてくれてありがとうございました。
リアルタイムで途切れて見れなかったところは、後のアーカイブでしっかり見れました。
ライブを見逃した方や、後で見たくなった方も「Partick Vegee」の初回限定版を購入すると見れます。
8th Album「Patrick Vegee」 | UNISON SQUARE GARDEN 2020
しかもなんと、8月22日にUSG 2020“LIVE (in the) HOUSE” 2をやるそうで・・・。
いやもう最高か!
ちなみに今回の投票、私は
- スカースデイル
- きみのもとへ
- meet the world time
に入れました。
全部入らないかな〜と思ってたら2曲も入ってました!
あと1曲は次に期待!